情報事故発生時の早期復旧に向けた備え
提供株式会社 NTT Risk Manager
サイバー攻撃や組織内のヒューマンエラー等により情報事故が発生した際の本格復旧に数か月を要している事例が散見されます。情報システム侵入の証拠保全、原因の調査・究明等を丁寧かつ確実に行いたいという判断に基づき対応を行う結果、時間を要してしまうことが多い様ですが、本格復旧が遅れれば遅れるほど事業への影響は大きく深刻になっていきます。
情報事故は、どんなに堅牢な技術的・物理的対策や人的・組織的対策を実施したとしても100%の防衛を実現することは現実的に不可能であるため、万が一発生してしまった時の備えが必要となります。本講演では実際に起きた情報事故時における復旧までの対応の事例と、情報事故の発生を前提とした備えの重要性および具体的な実施方法について解説します。