遅延・途絶耐性ネットワークに関する富士通の取り組み
ネットワーク技術は飛躍的な進歩を遂げていますが、通信途絶のリスクは依然として存在します。特に宇宙空間における通信は、その困難さを極め、月面との通信では無視できない遅延が大きな課題となります。このような状況を打破する技術として、「遅延・途絶耐性ネットワーク(DTN: Delay/Disruption Tolerant Networking)」が注目されています。DTNは、通信の途絶や遅延を前提とした設計思想に基づき、宇宙空間のような過酷な通信環境下でも安定したデータ伝送を可能にします。
本講演では、長年にわたり宇宙開発に携わってきた当社の知見と、日本におけるDTN技術のパイオニアとしての取り組みをご紹介します。
宇宙通信の未来を拓くDTN技術の可能性にご期待ください。
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