放送政策のグランドデザインを問う
総務省において「放送を巡る諸課題に関する検討会」が発足して今年で5年目になる。その間、海外OTTによる動画配信サービスやGAFAの存在感は増し、メディア環境は大きく変化している。こうした中、放送事業者は適切な“デジタル・トランスフォーメーション”の道を歩むことが出来てきているだろうか?そして、そのために必要な放送政策は十分に実施出来てきただろうか。本企画では、こうした問題意識のもと、総務省の放送政策の責任者である情報流通行政局長に、現状認識と今後の展望を伺っていく。