NAB2022現地レポート
「デジタル時代における放送制度の在り方」の検討にNABはどう参考になったのか?
いま日本ではテレビの在り方に関しての議論が活発化している。
テレビが危ないと囁かれてから10年を超える時が経過しているが、ここまで関係者の努力といくつかの幸運で粘りに粘っている状況だ。
しかし今後は、メディアに対する接し方が決定的に異なる世代が台頭してくる中で、いよいよ今度こそは待った無し、なのかもしれない。
こうした環境下で、NAB2022が3年ぶりにリアル開催される。
この間に言うまでもなく放送を取り巻く環境も視聴者の生活様式も大きく変わった。
それをハードウエアやソフトウエアの視点と、放送というビジネスそのものに与える影響についてレポートし、日本の放送の在り方に関する議論の一助となるような場としたい。