インターネットは、人類活動を支える社会・経済インフラへと発展を遂げました。 一方、宇宙を舞台にして、人類の活動領域の拡大に向けた月・火星への挑戦が活発化しています。また、民間企業等による宇宙ビジネスの拡大が進み、 同時に我が国の宇宙機関が推進する科学的な宇宙探査の挑戦も明らかになってきました。日本の地上のインターネットの特徴と先導性と同様に、宇宙での活動を支える 通信インフラの構築への技術的な貢献が大いに期待され始めました。 IPNSIGでは、"Expand Networking to Interplanetary Space for the Benefit of Humanity"をビジョンに掲げ、この実現にむけたアーキテクチャとポリシーや ビジネスの在り方について検討を進めています。 INTEROP TOKYOの30周年を迎えるにあたり、これら取り組みを紹介するとともに、地上から宇宙へ拡大する通信ネットワーク、そして宇宙をフィールドとした インターネット市場を展望します。 IPNSIG - Interplanetary Networking Special Interest Group. Internet Society (ISOC) のInterplanetary Chapterとして活動中.