メディア業界の今とこれからを支えるAWSユーザーコミュニティ「Media-JAWS」
AWS (Amazon Web Services) の利用ユーザーが運営・参加する技術コミュニティであるJAWS-UG (AWS User Group – Japan) には支部と呼ばれるグループがいくつも存在しています。
支部の切り口でいうと大きく2点あり、1つは開催地を単位とする「地域支部」、もう1つは扱う技術領域を単位とする「専門支部」です。前者にはJAWS-UG東京支部などが、後者にはJAWS-UGコンテナ支部などが該当します。
私達が運営するMedia-JAWSは4大マスメディア (テレビ、ラジオ、新聞、雑誌) におけるAWS活用事例の共有を行う専門支部として2019年に発足しました。
当初はテレビ関係者が多くを占めていた運営メンバーもコロナ禍を経て代替わりし、現在ではWebエンジニアの比率も増え、専門支部でありながら地域支部とのコラボレーションを積極的に行う珍しい支部となりました。
メディア業界、特に放送業界において放送局という枠組みを飛び越えて横のつながりを作るという目標をかかげ、地域の放送局とWeb企業とのコラボレーションを推進し仲間を増やしてきました。
放送システムは今、Media over IP技術やシステムのクラウド化といった最新技術を取り入れ、機器の調達のリードタイム短縮や高いスケーラビリティの実現といった業務効率化に取り組んでいます。
AWSを活用したリモートプロダクション・クラウドプロダクションを行うためのサービスも登場しており、実際に放送局の導入事例として発表されているものも多数あります。
上記を踏まえ、Media-JAWSがメディア業界のためにできること、そして業界の「今」と「これから」を支えるためのユーザーグループの取り組みについてお話いたします。
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