IETFにおける惑星間インターネット標準化の動向と課題
インターネットにおける通信技術の標準化を推進するIETFにおいても Delay/Disruption Tolerant Networkingワーキンググループ (DTN-WG)が設置され、惑星間インターネットに関する議論が行われている。惑星間の通信では、高遅延かつ途絶が想定され、通常のTCP/IPを使用することは難しい。そこで、Bundle Protocolと呼ばれる耐遅延/途絶ネットワーク用のプロトコルが既に標準化されている。また、Bundle Protocolを運用するためのアーキテクチャやアプ リケーションアーキテクチャに関する議論も進められている。本セッションでは、IETFにおけるDTNに関する標準化の動向について紹介する。
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